My Life in Summer - 私のアメリカ留学日記

About my study abroad life in the United States

【論文】15ページ以上の英語の論文の書き方①

今日はワシントンがとても暖かくて、もう春だな~って思ってます

私の友だちはほとんど大学4年生になるし、就職する先輩もいるし、本当に時間があっという間だなあって最近おばあちゃんみたいなこと考えるの🌸 私の大切な友だちが進みたい未来に向かっていけますように、、、

 

さて、今回のブログは

① 英語の論文の課題がよくある

②言語に限らず、文字数が多く求められている論文の構成のしかたがわからない

という人に向いています (^_-)-☆

大学ではエッセイ、論文の課題が多く、私もつい先週まで20ページのエッセイに約一か月間取り組んでいました。本当に文章系の課題は頻繁にでるし、時間も取られるし、結構大変ですよね (>_<) 💦

私は今までこういう文章系の課題がとにかく苦手だったのですが、教授や司書、ライティングサポートの助けのおかげでノウハウが少しずつわかってきました!20ページなんて初挑戦だったし、教授も結構厳しめだったのに満点がとれたんです!

本当に嬉しかったし、これは読んでくださっている皆さんにも役に立つと思うので、私が実際に書いたエッセイ(まだまだ未熟ではありますが)を参照しながらシェアしたいと思います。長くなると思うので何個かの記事に分けて書きますが、ぜひ最後まで読んでいただければ嬉しいです ♡

 

① トピック決め、ブレインストーミング

論文を書く前には「何についてかくのか」が当然必要ですよね。でもここにかける時間をどうしてもおろそかにしてしまう人も多いと思います。なんとなくトピック決めて、なんとなく主張しなきゃいけないことを浮かべて、さあやってみよーみたいな感じ。これは絶対にうまくいきません。私も前までこれで書いていたからわかります。無理です!(笑)

この①の段階で特に明らかにしておかなければいけないのが、

・なぜそれについて書こうとしたのか

にむけて書くのか

焦点をどれくらいしぼるか

この三つです。例えば、あなたは「ソーシャルメディアが与える精神的ダメージ」について書くとします。そのなかで、あなたはなぜ数あるトピックからそれを選び、なぜ一年前でも一年後でもなく、今書いているのかという理由を最近のニュースや新聞等の記事を使用しながら明確にする必要があります。また、それは誰にむけて書いている論文でしょうか?ソーシャルメディアを管理している人?使用している人? そして、その精神的ダメージを追っている人間全員について書くのか、学生にしぼって書くのか、日本人のみについて書くのか等、どれくらい焦点をせばめて書くのかを決めることも重要です。

 

この三つを明確にしておかないと、文章の途中でいきなりトピックが変わったり、主張が弱くなったりしてしまいますブレーンストーミングにしっかりと時間をとって、ここをはっきりさせましょう!

 

以下は私が実際に取り組んでいた論文の例です。

テーマ:観光産業の拡大によって生じるネイティブハワイアンの人権侵害

なぜ今?:昨年、ハワイの干ばつで地元の人々は必要最低限の水しか使えないことを余儀なくされた。しかしながら、観光客はその影響を受けず、大量の水を消費している。またコロナの終息後、観光客が多くなることが予想され、このような観光業における地元の人々のダメージが深刻化することは容易に想像がつく。今これについてとりあげることで、ダメージのなるべく減らすことを目指す。

誰にむけて書くのか:観光客、観光業のマネージャーなどのこれらの問題をあまり重要視していない(と思われる)人

焦点:ハワイ、ネイティブハワイアン

 

というような感じです。最近あった干ばつと観光業の関係性を使い今書くことの重要性を主張すること、誰にむけて書くかを明確化すること、ハワイの観光業のみにしぼることで次の段階の資料集めをやりやすくしています。これがもし全世界の観光業について書くとすると、資料があつまりすぎてしまうことや、主張がぶれてしまうことがあるので、それを防ぎました。

 

15ページ以上書くには、それに値するテーマ(曖昧すぎず、詳細すぎない)とそれに関する資料がどれだけ集まりそうかなどの予測をたてなくてはいけません。そのためにはこの①の過程に時間をかけることが本当に重要です!私もこのハワイについて書こうと決める前に、何度も教授や司書さんに相談しに行って、やっとこのテーマにしました。

教授曰く、トピック決め、ブレーンストーミングに最低五日間は必要らしいです。それくらい重要なの?って初めて聞いたときはびっくりしました!

ぜひ書く前にこれをメモして取り組んでみてください!今日はここまで☆彡